くらしの風景

エアコンをかけなくても
暖かい家がどれほど気持ちいいか。
エアコンをかけなくても
涼しい家がどれほど気持ちいいか。

夏には冷房をつけ、冬には暖房をつける。それが当たり前のことだと思ってはいませんか。
冷房にも暖房にも頼らず、快適な暮らしが送れればそんなに素敵なことはありません。
ですが残念ながら多くの人がその経験をしたことがないので、そのような性能の家にする事にあまり熱心ではありません。
それはとてももったいないことだと思います。
これから20年、30年と済み続ける家なのに……。
私たちはエアコンをかけなくても暖かくて涼しい家にする知恵や、工夫を沢山持っています。とにかく一度、その話を聞きに、体験しにきてください。

ここでは実際の内外温度の測定結果などをもとにして、私の自邸兼スタジオモデルハウスである「沢渡の家」での生活の様子をご紹介したいと思います。
スタジオブログ「暮らしの風景」も日々更新しています。

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左の2つのグラフは「沢渡の家」の2015年の冬と夏でそれぞれ最低気温、最高気温を記録した日の建物内外の温度を測定比較したものです。

冬は外気温が0℃に近づいても、室内は15℃以上をキープしています。暖房は、居間の薪ストーブを夜間(17:00~24:00)つけるのみ。あとは余熱と昼間の日射取得で温度をキープしています。

朝晴れた日には南側のハニカムブラインドを開放し日射を最大限取得できるようにします。そして夕方日射がなくなるとブラインドを下げ、取得した日射熱を外部に漏らさないようにします。
断熱性能の高い住まいに暮らすと外気の影響は受けにくくなりますが、逆に自然、とりわけ季節の移り変わりや天候の変化に敏感になります。
また家全体(室温、床・壁・天井の温度)の温度ムラがないので、床や壁による放射(熱を奪われる)による不快感がなく、ヒートショック等の危険性も回避できます。

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夏は最高気温が38.5℃を記録しても室内は30~31℃で安定し、最高気温記録時以降も外気温に引っ張られることなく安定しています。
エアコンは使用していません。
昼間は軒、庇+すだれによる日射遮蔽で熱の侵入を防ぎ、夜間は窓を開放して冷気を導くことでエアコンなしでの生活を可能にしています。
躯体(外皮)性能を確保しているので、壁や屋根からの不快な放射がないため、数値から受けるイメージよりはるかに快適で、扇風機の弱運転程度の風があれば涼しく感じられるほど快適です。また個室1,2は2階ですが、1階との温度差がほとんどありません。繰り返しになりますが、家全体の温度ムラを少なくできるのも躯体(外皮)性能を確保した住まいの特徴です。

冬季、夏季ともに建物の躯体(外皮)性能の確保と軒の出や開口部配置等のパッシブデザインの合わせ技で、設備機器に過度に頼らず「少ないエネルギーで無理なく快適な生活が送れる」ということがイメージしていただけると思います。

住まいを計画する時はまず「省エネ」。それから「創エネ」、「蓄エネ」へと考えを進めていくのが正しい順番です。今ある技術と当たり前に受け継がれてきた工夫で十分に、無理なく快適な住まいをつくることは可能です。安易に設備機器に頼るのではなく、もっと本質的に「暮らしの質」を高めていきませんか。

雑木の庭と暮らす

神谷建築スタジオでは木の住まいを計画する時、頼まれなくても庭も一緒に計画をし、提案をさせていただいています。
モデルハウスでもある「沢渡の家」の庭のコンセプトは「里山の風景」。
春、瑞々しい新緑を感じ、夏には青々と茂る生命力を、秋には色とりどりの紅葉と落葉を楽しみ、冬は心安らかな休息の時間を。
そんな当たり前に身近にあったはずの四季を感じられる庭となっています。
「つくり過ぎず、自然に任せる。」
知らないうちに生えてくる雑草(野草と呼びましょう)も大切な風景の一部です。
自然のサイクルと上手に付き合いながら無理なく暮らす。そんな生活スタイルを提案できればと思っています。

火のある暮らし

「沢渡の家」の暖房は薪ストーブを採用しています。
昼間は日射が入って室温を下支えしてくれるのでストーブをつけることはありません。夜間17:00~24:00の間だけストーブの恩恵にあずかっています。かなりの省エネ運転です。
帰宅してストーブに火を入れると自然と家族が集まってきます。生火の暖かさ(輻射熱)は他の空気を暖めるもしくは動かす暖房器具と違いとても優しい暖かさです。建物の性能がしっかりしているので決してストーブの前にいなくても冷気を感じることはないのですが、それでも自然と火の見えるところに人が集まってくるのはなんだか不思議なものです。
周辺環境や薪の準備など簡単ではない要素もありますが、生活の中に「生火」があるというのは、それだけで豊かな気持ちにさせてくれると思うのです。

木々の紹介

「沢渡の家」の庭にはモミジ・コナラを始め多種多様の樹々が植えられています。
(2015年現在で60種150本程度)
そのほとんどは日本の在来種であり、里山に普通に生えていた雑木と呼ばれる樹々です。
人々の暮らしの寄り添ってくれていた里山・雑木林が人の生活圏からなくなっていってしまっています。スタジオの庭ではその里山を街に取り戻す取り組みをしています。
神谷建築スタジオが提案する木の住まいには必ず「雑木の庭」がセットになっています。その「雑木の庭」に植えられるであろう樹々たちに是非会いに来てください。四季によって様々な表情を見せてくれる雑木たちがきっと身近に感じられるはずです。

ほんの一部ではありますが、スタジオの大切な仲間である雑木たちをご紹介します。

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  • コンセプト1 郊外型 雑木の庭とともに暮らす 郊外型の木の住まい
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  • コンセプト3 離れ 敷地内同居など多目的に使える 小屋型の木の住まい

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