新築実例

留木の家

「留木の家」は東下がりの丘陵地に建っています。
敷地東側には生産緑地である田園が広がり、夏場に風をうんでくれます。田園からふいてきた風は居間・食堂に導かれ、吹抜けを介して2階を抜けていきます。また西側には高い建物がないため、西日が容赦なく照りつけます。そこで屋根を折下げ、西日を遮蔽しています。この家の特徴的な屋根形状・ファサードは敷地条件によって導き出された形となっています。
内部は寝室、水廻り以外は一室空間となっています。夏は居間替わりの畳の小上がりでゴロゴロしながら抜けていく風に涼感を感じ、冬は薪ストーブのやさしい暖かさを享受する。気持ちのいい日は縁側や庭に出て七輪で魚を焼き・・・そんな自然な暮らしを受け止めてくれる木の住まいです。

  • 「留木の家」 2013年竣工
    所在地:愛知県東海市
    建築面積:88.14㎡
    延床面積:122.92㎡

    主な仕様
    外部
    外壁:モルタル金鏝の上弾性リシン吹付け
    屋根:ガルバリウム鋼板小波板張り
    内部
    床:桧本実板t-15(1階)、杉本実板t-15(2階)
    壁:中霧島壁ライト塗り
    天井:Jパネルt-36アラワシ
    サッシ:木製建具+ペア硝子(A12)、アルミサッシ+ペア硝子(A12)

    断熱
    屋根:フェノバボードt-60
    外壁:GW16Kg t-100充填
    床:フェノバボードt-45

    設計・監理:神谷建築スタジオ
    施工:株式会社 友八工務店
    木材:野地木材工業
    作庭:小笠原庭園
    家具・キッチン:oguma
    薪ストーブ:METOS

    建築知識ビルダーズ No.45掲載
    「設計上手の美しい外観ルール100」(2021年 X‐knowlege 刊)

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  • TEL:0566-53-0405
  • 0566-68-9135
  • コンセプト1 郊外型 雑木の庭とともに暮らす 郊外型の木の住まい
  • コンセプト2 都市型 2階リビングやルーフテラス 都市型の木の住まい
  • コンセプト3 離れ 敷地内同居など多目的に使える 小屋型の木の住まい

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神谷建築スタジオ

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