新築実例
 
福釜の家
 
まだまだ農村地域の風景を残す愛知県安城市。のどかな風景から街へ入っていく途中に「福釜の家」はあります。
間口8m、奥行27mという通称「ウナギの寝床」と呼ばれる敷地形状ですが、旗竿部分を介した敷地奥に住まわれているのが住まい手の親族ということで、旗竿部分も有効利用させていただくことによりこのプランは生まれました。
通常は使えない敷地奥に住まい手用のパーキングを配置。パーキング部分は天井が低くてもよいので、他の生活空間とパーキング上部の空間をスキップフロアでつなげることで空間を無駄なく利用しています。
道路側には奥様からの要望であった「陶芸教室」を行える店舗スペースを設け街に開いています。店舗部分のアプローチと共用となる路地を通って、中庭から玄関へのアクセスとなります。
通常中庭に植える量の3倍近い樹木を植え込み、町場に小さな森をつくりだしました。
大らかな大屋根に守られた緑豊かな中庭を持つセミコートハウスです。
- 「福釜の家」 2014年竣工 
 所在地:愛知県安城市
 建築面積:117.54㎡
 延床面積:158.99㎡- 主な仕様 
 外部
 外壁:シラスそとん壁スチロ鏝仕上げ、桧本実板t-15- Osmo塗装 
 屋根:ガルバリウム鋼板平葺き
 内部
 床:桧本実板t-15(1階)、杉本実板t-15- (2階) 
 壁:中霧島壁ライト塗り(1階)、エッグウォール- 貼り(工房) 
 天井:Jパネルt-36アラワシ
 サッシ:木製建具+ペア硝子(A12)、アルミサッシ+- ペア硝子(A12) - 断熱 
 屋根:フェノバボードt-90
 外壁:アクリアNEXT14Kg t-100充填
 床:フェノバボードt-60- 設計・監理:神谷建築スタジオ 
 施工:株式会社中島工務店
 家具:oguma
 作庭:小笠原庭園- 陶芸教室「福窯」Facebookページはこちら→〇 
 




















































